鵞足炎(がそくえん)は、膝の内側から膝下にかけて痛みが現れます。(下図参照)

 

ランニングなど足を後ろに蹴り出す時や、急な方向転換を行う動作を繰り返す事により、鵞足部に負担がかかり発症します。

症状は、膝の屈伸運動時や患部を指で押した時、太もも裏や内側の筋肉を伸ばした時などに痛みが発症します。

初期症状は、膝の屈伸時(階段の上り下り)に痛みますが、悪化をすれば安静時にも痛みを感じ、日常生活動作にも支障をきたします。

治療法としては、安静による保存療法が原則ですが、運動をする際には、太もも内側部のストレッチ運動を良く行いテーピングなどのサポートを行って下さい。

第101回全国高等学校野球選手権栃木大会が7月12日に開幕します。

今年の注目はやはり大会9連覇のかかる作新学院。

さらに、秋春大会を制した佐野日大も注目の1校です。

現在、当院にも数名の高校球児達が治療の為、通院してくれています。

トーナメント表を確認したところ、試合日が休診日に当たる為、応援に行こうと思います。

天候不良による順延にならない事を祈りつつ、一つでも多く勝ち上がれるよう全力で応援していきたいと思います。

 

 

 

第3弾の今回は膝蓋靭帯炎(しつがいじんたい)について説明します。

ランニングをされている方で膝蓋骨(お皿)周辺に痛みを感じた方多いと思います。

大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)と膝蓋骨は膝伸展機構と言って膝を伸ばす運動においてとても重要な役割を果たしています。

スポーツなどで膝伸展機構を使いすぎると膝周辺に痛みを訴え、バレーボールやバスケットボールのようにジャンプをする競技選手に多く見られたことから(ジャンパー膝)と言う名が使われ始めました。また、ランニングの繰り返しにより痛みを発症することからランナー膝とも言われています。

着地の時の地面からの衝撃は脛骨粗面(すね)より膝蓋靭帯、膝蓋骨、さらには大腿四等筋に伝わり吸収され、膝蓋靭帯にストレスが加わり微小断裂が起こり痛みが出現します。

一番大きな原因は走り過ぎです。筋肉疲労により、下肢筋力の低下、柔軟性の低下、腱の弾力性の低下などの生体側の弱点により発症します。

走り過ぎ、スピード練習による膝への負荷が増した時に障害が起きます。

以下の症例は膝の痛みの典型例です。

 

 

①大腿四頭筋腱炎   膝蓋骨の上部が痛む。

②膝蓋腱炎          膝蓋骨の下部が痛む。

③膝蓋靭帯炎         膝蓋骨と脛骨の間が痛む。

 

治療法としては患部を安静にする保存療法が原則ですが、運動をする際にはウォーミングアップや以下の図のような大腿四頭筋のストレッチ運動をよく行い、運動後は炎症を抑える為にアイシングを行って下さい。

先週末、栃木県総合運動公園陸上競技場にて、高校総体陸上競技大会(インターハイ予選)が行われ、当院に通院してくれている選手が数名出場するという事で応援に行って来ました。

試合会場である栃木県総合運動公園を久しぶりに訪れてみると、2022年の栃木国体に向けた工事が行われており、駐車場並びに周辺道路が拡張されており、以前の風景がガラリと変化していました。

すぐ近くには新しいスタジアムも建設中で、今回試合で使用された陸上競技場もブルータータンになり、自分が走っていた時代とは雰囲気がかなり違っていました。

試合当日は気象条件にも恵まれ、各種目レベルの高いレースを繰り広げられ、当院に通院中の選手も好記録で関東大会出場を決めてくれました。

6月に行われる関東大会では、上位6位に入賞すればインターハイ出場が決まる為、引き続きサポートしていきたいと思います。

ゴールデンウィークの診療は以下の通りになります。

お間違えの無いよう、宜しくお願い致します。

 

4月27日(土) 通常診療

  28日(日) 休  診

  29日(月) 休  診

  30日(火) 通常診療

5月 1日(水) 通常診療

  2日(木) 午前診療

   3日(金) 休  診

   4日(土) 休  診

   5日(日) 休  診

   6日(月) 休  診

   7日(火) 通常診療

   8日(水) 通常診療

※5月2日木曜日は午前診療(9:00~12:30)となります。

 

 

第60回県郡市町対抗駅伝競走大会が、今月27日(日)に宇都宮市~栃木市間で開催されます。

今大会に出場予定の現在当院に通院してくれている小島選手、松村選手を紹介します。

小島選手は現在高校1年生で、自分の出身校である作新学院陸上部の後輩にあたり、昨年行われた関東高校駅伝にも出場した実力者です。

今大会では下野市チームの1区を任されており、この区間には今年の箱根駅伝で優勝のゴールテープを切った東海大学の郡司選手を始め、箱根駅伝を走った選手が多数エントリーされています。

小島選手にとっては厳しい戦いが予想されますが、トップランナーの走りを間近で体感できるこのチャンスを今後の競技人生に生かして貰いたいです。

 

続く松村選手は作新学院時代の2学年先輩にあたり、度々HPにて紹介させて頂いています。

今年も宇都宮市Aチームの5区を走る予定で、昨年以上の走りを期待しています。

前回大会では下野新聞に特集されており、今回も注目選手の一人です。

38歳を迎えた昨シーズンも様々な試合に出場しており、現役の学生ランナーと競い合う姿には毎回感心させられます。

駅伝当日は沿道でこの二人に熱い声援を送りたいと思います。

また、下野市チームを率いる監督さんも当院の患者様と言う縁もあり、全力で下野市チームを応援して行きたいと思います。

 

日曜日、高根沢町で行われた『高根沢元気あっぷハーフマラソン大会』に当院の患者様でもある高校時代のM先輩と、後輩である現在お笑い芸人のがんばれゆうすけ!が出場するという事で応援に行って来ました。

今大会には、お正月に行われた箱根駅伝で優勝をした東海大学の選手と、準優勝した青山学院大学の選手が出場しており、レベルの高いレースを観戦する事が出来ました。

東海大からは、箱根駅伝で優勝テープを切った地元栃木の郡司選手、青山学院大からは4区、8区を走った岩見選手、飯田選手が出場していました。

やはり大学トップクラスの選手の走りは一味違い、そんな現役の大学生ランナーと競って走っている先輩と後輩の姿には感心させられました。

自分も現役時代を思い出し、時間があれば走ろうかなぁと思う一日でした。