誠に恐れ入りますが、
7月27日 土曜日 休診
とさせて頂きます。
患者様には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。
ちょう整骨院 院長
第3弾の今回は膝蓋靭帯炎(しつがいじんたい)について説明します。
ランニングをされている方で膝蓋骨(お皿)周辺に痛みを感じた方多いと思います。
大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)と膝蓋骨は膝伸展機構と言って膝を伸ばす運動においてとても重要な役割を果たしています。
スポーツなどで膝伸展機構を使いすぎると膝周辺に痛みを訴え、バレーボールやバスケットボールのようにジャンプをする競技選手に多く見られたことから(ジャンパー膝)と言う名が使われ始めました。また、ランニングの繰り返しにより痛みを発症することからランナー膝とも言われています。
着地の時の地面からの衝撃は脛骨粗面(すね)より膝蓋靭帯、膝蓋骨、さらには大腿四等筋に伝わり吸収され、膝蓋靭帯にストレスが加わり微小断裂が起こり痛みが出現します。
一番大きな原因は走り過ぎです。筋肉疲労により、下肢筋力の低下、柔軟性の低下、腱の弾力性の低下などの生体側の弱点により発症します。
走り過ぎ、スピード練習による膝への負荷が増した時に障害が起きます。
以下の症例は膝の痛みの典型例です。
①大腿四頭筋腱炎 膝蓋骨の上部が痛む。
②膝蓋腱炎 膝蓋骨の下部が痛む。
③膝蓋靭帯炎 膝蓋骨と脛骨の間が痛む。
治療法としては患部を安静にする保存療法が原則ですが、運動をする際にはウォーミングアップや以下の図のような大腿四頭筋のストレッチ運動をよく行い、運動後は炎症を抑える為にアイシングを行って下さい。
先週末、栃木県総合運動公園陸上競技場にて、高校総体陸上競技大会(インターハイ予選)が行われ、当院に通院してくれている選手が数名出場するという事で応援に行って来ました。
試合会場である栃木県総合運動公園を久しぶりに訪れてみると、2022年の栃木国体に向けた工事が行われており、駐車場並びに周辺道路が拡張されており、以前の風景がガラリと変化していました。
すぐ近くには新しいスタジアムも建設中で、今回試合で使用された陸上競技場もブルータータンになり、自分が走っていた時代とは雰囲気がかなり違っていました。
試合当日は気象条件にも恵まれ、各種目レベルの高いレースを繰り広げられ、当院に通院中の選手も好記録で関東大会出場を決めてくれました。
6月に行われる関東大会では、上位6位に入賞すればインターハイ出場が決まる為、引き続きサポートしていきたいと思います。
第60回県郡市町対抗駅伝競走大会が、今月27日(日)に宇都宮市~栃木市間で開催されます。
今大会に出場予定の現在当院に通院してくれている小島選手、松村選手を紹介します。
小島選手は現在高校1年生で、自分の出身校である作新学院陸上部の後輩にあたり、昨年行われた関東高校駅伝にも出場した実力者です。
今大会では下野市チームの1区を任されており、この区間には今年の箱根駅伝で優勝のゴールテープを切った東海大学の郡司選手を始め、箱根駅伝を走った選手が多数エントリーされています。
小島選手にとっては厳しい戦いが予想されますが、トップランナーの走りを間近で体感できるこのチャンスを今後の競技人生に生かして貰いたいです。
続く松村選手は作新学院時代の2学年先輩にあたり、度々HPにて紹介させて頂いています。
今年も宇都宮市Aチームの5区を走る予定で、昨年以上の走りを期待しています。
前回大会では下野新聞に特集されており、今回も注目選手の一人です。
38歳を迎えた昨シーズンも様々な試合に出場しており、現役の学生ランナーと競い合う姿には毎回感心させられます。
駅伝当日は沿道でこの二人に熱い声援を送りたいと思います。
また、下野市チームを率いる監督さんも当院の患者様と言う縁もあり、全力で下野市チームを応援して行きたいと思います。