誠に勝手ながら、
9月5日 木曜日 午後休診
とさせて頂きます。
午前の診療は通常診療致しますので、宜しくお願い致します。
ちょう整骨院
第3弾の今回は膝蓋靭帯炎(しつがいじんたい)について説明します。
ランニングをされている方で膝蓋骨(お皿)周辺に痛みを感じた方多いと思います。
大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)と膝蓋骨は膝伸展機構と言って膝を伸ばす運動においてとても重要な役割を果たしています。
スポーツなどで膝伸展機構を使いすぎると膝周辺に痛みを訴え、バレーボールやバスケットボールのようにジャンプをする競技選手に多く見られたことから(ジャンパー膝)と言う名が使われ始めました。また、ランニングの繰り返しにより痛みを発症することからランナー膝とも言われています。
着地の時の地面からの衝撃は脛骨粗面(すね)より膝蓋靭帯、膝蓋骨、さらには大腿四等筋に伝わり吸収され、膝蓋靭帯にストレスが加わり微小断裂が起こり痛みが出現します。
一番大きな原因は走り過ぎです。筋肉疲労により、下肢筋力の低下、柔軟性の低下、腱の弾力性の低下などの生体側の弱点により発症します。
走り過ぎ、スピード練習による膝への負荷が増した時に障害が起きます。
以下の症例は膝の痛みの典型例です。
①大腿四頭筋腱炎 膝蓋骨の上部が痛む。
②膝蓋腱炎 膝蓋骨の下部が痛む。
③膝蓋靭帯炎 膝蓋骨と脛骨の間が痛む。
治療法としては患部を安静にする保存療法が原則ですが、運動をする際にはウォーミングアップや以下の図のような大腿四頭筋のストレッチ運動をよく行い、運動後は炎症を抑える為にアイシングを行って下さい。
先週末、栃木県総合運動公園陸上競技場にて、高校総体陸上競技大会(インターハイ予選)が行われ、当院に通院してくれている選手が数名出場するという事で応援に行って来ました。
試合会場である栃木県総合運動公園を久しぶりに訪れてみると、2022年の栃木国体に向けた工事が行われており、駐車場並びに周辺道路が拡張されており、以前の風景がガラリと変化していました。
すぐ近くには新しいスタジアムも建設中で、今回試合で使用された陸上競技場もブルータータンになり、自分が走っていた時代とは雰囲気がかなり違っていました。
試合当日は気象条件にも恵まれ、各種目レベルの高いレースを繰り広げられ、当院に通院中の選手も好記録で関東大会出場を決めてくれました。
6月に行われる関東大会では、上位6位に入賞すればインターハイ出場が決まる為、引き続きサポートしていきたいと思います。
~開院4周年記念のご挨拶~
いつも当院をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
お陰様で2019年4月9日をもちまして、開院4年目の春を迎える事が出来ました。
これもひとえに当院をご利用いただいている皆様と施術業務にご理解をいただいている地域住民の皆様のご厚情とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
皆様とのご縁のおかげで、沢山の喜び、様々な経験から学びを得ました。
当院を訪れてくださった皆様が「ここに来てよかった」と思って頂けるように、初心を忘れず、適切で心地よい医療の提供を心がけ、一人一人との出会いを大切に日々の診療を行って参ります。
これからも何卒変わらぬご愛顧、お引き立てを賜りますよう心からお願いし、開院4周年のお礼とご挨拶とさせていただきます。
ちょう整骨院 院長 長 秀和