鵞足炎(がそくえん)は、膝の内側から膝下にかけて痛みが現れます。(下図参照)
ランニングなど足を後ろに蹴り出す時や、急な方向転換を行う動作を繰り返す事により、鵞足部に負担がかかり発症します。
症状は、膝の屈伸運動時や患部を指で押した時、太もも裏や内側の筋肉を伸ばした時などに痛みが発症します。
初期症状は、膝の屈伸時(階段の上り下り)に痛みますが、悪化をすれば安静時にも痛みを感じ、日常生活動作にも支障をきたします。
治療法としては、安静による保存療法が原則ですが、運動をする際には、太もも内側部のストレッチ運動を良く行いテーピングなどのサポートを行って下さい。